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革新精神を示す中國の宇宙ステーション建設
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· 2020-02-21 · ソース:人民網 |
タグ: 革新;科學;文化 | ![]() 印刷 |
7日間にわたる海上航行を経て、宇宙ステーション向けに開発された「長征5號B」キャリアロケットがこのほど文昌航天発射場に運搬された。計畫によれば、4月中?下旬に次世代有人宇宙船試験船を打ち上げ、その後の有人飛行に向け技術的試験を実施する。同ロケットの打ち上げは今回が初めてであり、宇宙ステーションの軌道上建設任務がこれから幕開けとなる。人民日報が伝えた。
30年近くのたゆまぬ努力と、粘り強く夢を追い続けることにより、中國有人宇宙事業は宇宙ステーション時代の扉を開いた。1999年に初の無人試験宇宙船「神舟1號」が地球?宇宙往復に成功し、2003年に中國人が初めて地球の外に出た。2008年には初めて船外活動を行い、2016年には33日にわたり宇宙に滯在した……これらはいずれも昨日のことのように忘れがたい瞬間であり、空に憧れ宇宙飛行の夢を葉える中國人の壯大で美しい軌跡でもある。
宇宙ステーション時代に向かう扉は、中國の宇宙技術の発展?進歩を記録しており、また中國が宇宙技術の発展を促進する成功の道を歩んでいることを物語っている。宇宙の夢を追う中國はまだ追跡者だ。有人宇宙飛行の「3ステップ」計畫は自國の條件に基づき、先を行かず、急ぎ焦ることはない。國情に配慮し、當時の科學技術力を考慮し、未來の発展傾向を前向きに見據える。宇宙ステーションは中國有人宇宙事業「3ステップ」発展戦略の3歩目だ。條件が整えば自然な流れとなる各段階には、夢と知恵、追求と勇気が織りなす數々のエピソードが記録されている。すべての著実な取り組みの裏には、遅れまじとする向上心がある。先見の明に驚嘆するとともに、革新の精神にも驚嘆せざるを得ない。
革新の角度から見ると、宇宙ステーションの建設は未知の探索への想いを示しているだけでなく、より重要なのは今後數十年もしくはさらに長期にわたりテクノロジーの優位に立つことだ。中國有人宇宙事業は30年近くの発展において、宇宙ステーションや宇宙技術そのものの飛躍を実現し、さらには多くの科學?工學技術の進歩と進展を促し、宇宙事業の成果が社會と一般の人々に利益をもたらす無數の美しいシーンをもたらしている。だからこそ、完成し運営が始まる中國宇宙ステーションは、科學的価値の発掘に重心を向ける。これは一國の宇宙実験室になる。これほど獨特な環境における宇宙科學技術実験プラットフォームにおいて、全世界の科學者は貴重な宇宙資源を使い科學の発展に取り組み、中國の宇宙ステーションを利用し人類に利益をもたらす機會を得ることになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年2月21日
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