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中國とEUのSMILE衛星、2023年末に打ち上げへ
  ·   2019-03-25  ·  ソース:人民網
タグ: 衛星;宇宙;文化
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 中國科學院國家宇宙科學センターへの22日の取材によると、歐州宇宙機関(ESA)は21?22日に開かれた理事會で、EUと中國が共同開発する「太陽風-磁気圏相互作用パノラマイメージング衛星計畫(SMILE)」の正式なプロジェクト開始を承認した。これはSMILEがプラン計畫段階の作業を終え、全面的にプロジェクト開発段階に入ることを意味する。計畫によると、耐用期間3年のSMILE衛星は2023年末に打ち上げられる。中國新聞網が伝えた。

SMILE中國首席科學者、中國科學院國家宇宙科學センターの王赤センター長(研究員)によると、SMILEは太陽と地球の関係に焦點を絞り、革新的な軟X線?紫外線イメージング裝置を利用し、初めて地球空間大スケール構造の全體的なイメージングを実現した。太陽活動が地球の宇宙環境の変化に影響を及ぼす法則を解明し、地球宇宙気象災害の予測?軽減に重要な効果を発揮する。

SMILEは世界の宇宙天気分野の優位的資源を集めている。中國側が任務のまとめ役として、衛星プラットフォームとペイロード(磁力計、低エネルギーイオン分析裝置)の開発を擔當する。同時に衛星の総組立、立上げテスト、軌道上の任務?運行を擔當する。ESAはペイロードモジュールを擔當し、ロケット打ち上げサービスを提供する。イギリス宇宙局は軟X線イメージング裝置の開発をサポートする。カナダ宇宙庁は紫外線イメージング裝置の開発をサポートする。中國?EU雙方が科學応用システムの建設と運営を擔當し、衛星が軌道上で入手した科學データは參加國向けに開放される。アメリカ航空宇宙局(NASA)もその他の十數カ國の宇宙機関及び大學と共に、科學データ分析?研究作業を行う。

中國科學院國家宇宙科學センターによると、SMILEは中國科學院宇宙科學(2期)先導特別プロジェクトから支援を受けている。特別プロジェクトの各作業が著実に推進されている。またSMILEとともに展開される科學衛星、アインシュタインプローブ(EP)衛星、先進的宇宙太陽天文臺(ASO-S)、重力波高エネルギー電磁気カウンターパートオールスカイモニター(GECAM)にも、重要な國際協力の要素が含まれる。SMILEは人類が宇宙を平和的に利用し、人類運命共同體の構築を促すため、より多くの中國の知恵?プラン?力で貢獻することになる。

SMILEはESAと中國科學院が共同企畫し、募集?選考を行い、プラン設計、プロジェクト開発、データ分析?利用を共同展開する、地球空間「雙星計畫」に続く中國とEUの大型宇宙探査計畫だ。SMILEは2015年6月に中國科學院とESAの共同選考に合格し、提案された13件の任務の中から選ばれた。2016年11月には正式にプラン研究段階に入った。

中國宇宙事業管理マニュアルと異なり、ESAはプラン段階終了後に任務の科學的意義の重大性、技術案の実現可能性、経費サポートの許容可能性などを評価する。評価後に正式にプロジェクト立ち上げとなり、プロジェクトの開発段階に入る。これは中國宇宙事業のサンプル開発とサンプルの完成段階に相當する。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年3月25日

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