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南極永久空港、中國が初建設へ
  ·   2018-10-29  ·  ソース:
タグ: 南極;科學観測;文化
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 中國第35回南極科學観測隊が來月2日、極地観測船「雪竜號」に乗り南極に向かうことが28日、関係機関への取材で分かった。今回の観測の重要任務の一つとして、南極「中山基地」から28キロ離れた氷床に、中國初の南極永久空港を建設することだ。科技日報が伝えた。

業界関係者は、その難易度は観測基地の建設を下回らないと判斷した。

まずは位置が特殊で、候補地は氷床に位置する。氷床は南極大陸にかぶさる「布団」のようなものだが、それは動いている。永久空港を建設するためには、まず氷床運動が比較的均一で、運動の幅が小さい場所を選ばなければならない。この問題を解消するため、中國は一年前から候補地で、一年間に渡る氷床流動観測を行った。

次に、氷床を覆う厚さ數十メートルの柔らかい雪の上では、離著陸を行うことができないため、この雪を「改造」する必要がある。改造の大まかな流れはこうだ。まずスコップとスノーブロワーを使い雪を大まかに処理し、それから圧雪車でプレスしてからソリを使い、雪を摩擦力の大きなざらついた表面にする。これを繰り返す難しさは、想像に難くない。

國內の空港と比べると、この建設予定の空港は大規模とは言えない。しかしそのナビゲーション、通信システム、気象保障システムなどをめぐり、厳しい條件が突きつけられる。気象保障問題を解消するため、中國は3年前に候補地に自動気象観測基地を設置し、気象関連情報を蓄積していた。

新空港の建設は、中國初の極地用固定翼機「雪鷹601」が南極の空の母港を持つことを意味する。また中國が南極空港の運行體制を把握し、南極航空ネットワークシステムを構築し、未來の中國大型機及び各種航空機を運用するためサポートすることになる。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年10月29日

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