王毅外交部長は北京市內で25日、日本の巖屋毅外相と會談しました。 

王外交部長は中日関係の次の進展について、6つの提案を示しました。すなわち（1）戦略的認識を正すこと。（2）雙方の相互信頼を維持すること。（3）対話と意思疎通を強化すること。（4）協力とウィンウィンを堅持すること。（5）人と文化の交流を強化して社會における中日友好の民意の基盤を固めること。（6）矛盾や意見の相違を適切に処理することです。 

巖屋外相は、日本は日中共同聲明の原則を順守し、中國の臺灣問題における立場を尊重して理解すると表明しました。また、歴史問題については、深い反省と心からの謝罪を表明した「村山談話」で明確に示された立場を引き続き堅持すると述べました。巖屋外相はさらに、「日中間の実務協力には大きな潛在力がある」として、日本側はビザ政策の緩和を続け、雙方の人的往來に利便性を提供する考えを示しました。 

福島の核汚染水の海放出問題について王外交部長は、中國側の反対の立場を改めて表明した上で、日本が國際社會における義務と中國側に対する承諾を履行し、長期的な國際モニタリングメカニズムを確立し、中國による獨立したサンプリングと検査を許可するよう求めました。 

雙方はさらに、共に関心を持つ國際問題と地域問題について意見を交換しました。（Lin、鈴木）