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北京五輪の35種目に中國初出場 背景に飛躍的に発展するウィンタースポーツ
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· 2022-02-09 · ソース:人民網 |
タグ: 冬季五輪;ウィンタースポーツ;社會 | ![]() 印刷 |
北京冬季五輪アルペンスキー男子滑降の中國代表?徐銘甫選手(24)が7日、ゴールにたどり著いた瞬間、中國のアルペンスキーに新たな歴史が刻まれた。徐選手は五輪のアルペンスキー男子滑降の試合に出場し、完走した初めての中國人選手となったのだ。新華網が報じた。
冬季五輪でも高い注目度を誇るアルペンスキーにおいて、中國の選手がこれまでに出場したことがあるのは「技術系」の回転と大回転だけで、「高速系」の滑降とスーパー大回転には出場したことはなかった。そのため、7日に出場した徐選手はその歴史に新たなページを加えた。
徐選手は試合後、「この瞬間のために、一所懸命頑張ってきた。自分で満足できる滑りができた」と興奮気味に語った。
そして、「中國では近年になってやっとアルペンスキーが注目されるようになったものの、北京冬季五輪がその急速な発展のきっかけを作ってくれた。僕たちはすでに第一歩を踏み出したので、今後、中國のアルペンスキーの成績もどんどん伸びると確信している」と語った。
今大會において、中國代表団は35種目で「初出場」を遂げることになっている。その數字の背景には、北京冬季五輪開催という後押しを受けた中國のウィンタースポーツの近年における飛躍的な発展がある。
北京冬季五輪の開催により、中國はウィンタースポーツの急速な発展と促進を推し進めてきた。今大會において、中國代表団の選手177人が、全109種目の95%以上を占める過去最多の104種目に出場することになっている。參加枠は190以上あり、その參加規模は過去最大だ。
中國の范鐸耀選手は、「冬季五輪のリュージュに初めて出場する中國人選手として、今大會では、一人でも多くの人にリュージュという競技を知ってもらい、中國のリュージュ選手たちを引き続き応援してもらえるようにしたい」と語る。
リュージュはこれまで、中國では知名度が低い競技で、発展の第一歩を踏み出した時期も遅かったため、専用施設も不足していた。しかし、冬季五輪開催が決まり、中國初のボブスレー?リュージュのコースが北京延慶區に建設された。范選手は、「このコースは中國で不足していたボブスレーとリュージュの最高レベルのコースという空白を埋めた。中國の選手がこの競技で時間をかけて腕を磨くためのしっかりとした基礎ができた」と語る。
北京冬季五輪中國代表団の倪會忠秘書長によると、今回出場する選手177人は中國全土20省?區?市から來ており、北は黒竜江省から南は広東省、東は上海市から、西は新疆維吾爾(ウイグル)自治區までカバーしており、「ウィンタースポーツの選手はいくつかの省だけに頼る」という狀況に大きな変化が生じているという。
ただ、今回の冬季五輪の一部の「ニッチ」な種目においては、中國選手がメダルを取ることは期待できず、世界の一流選手とはまだ大きな差があるというのは認めなければならない事実だ。ただ倪秘書長の言葉を借りるならば、それらの種目に中國の選手が出場して、それぞれが小さな一歩を踏み出すことで、中國のウィンタースポーツの発展は大きな一歩を踏み出すことができるかもしれないというのも事実と言えるだろう。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年2月9日
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