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貧困脫卻が高齢者たちにもたらした笑顔
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· 2020-10-29 · ソース:人民網(wǎng) |
タグ: 貧困脫卻;高齢者;社會 | ![]() 印刷 |
人民網(wǎng)が展開している中國各地の貧困支援の現(xiàn)狀を紹介するプロジェクト「大道康莊」。山東省東南部に位置する地級市の臨沂市では農(nóng)作物の品種改良やECプラットフォームによる販売、観光事業(yè)など様々な方法で貧困脫卻が進められてきた。一部の地域ではすでに村全體の生活環(huán)境の改善だけでなく、産業(yè)の多元化や高齢者向け住居の建設(shè)など、より一歩進んだ取り組みを展開している。人民網(wǎng)が伝えた。
貧困支援対象者のための掲示板--臨沂市費県新劉莊村
取材に答える94歳の宋伝栄さん(撮影?栗翹楚)。
新劉莊村では月季花やブドウなどの生産のほか、農(nóng)業(yè)體験などの観光事業(yè)による貧困脫卻を進めている。村の広場でおしゃべりを楽しんでいた高齢者たちは現(xiàn)在、いずれも村が建設(shè)した新しい家屋に移り住んでおり、その生活環(huán)境は以前よりも格段に改善されているという。そこで、広場にいた高齢者たちの中で最高齢だった宋伝栄さん(94)の自宅を取材させてもらった。一軒家の住まいでは、庭でヤギや鶏を飼っており、亂雑としてはいたが、宋さんは以前の家屋よりも雨風(fēng)がしっかり防げるので満足しているとしていた。長男がまだ12歳の時に夫を亡くした宋さんは女手ひとつで息子たちを育てあげ、今は次男と二人でこの家に暮らしている。家の壁に貼られている掲示板には貧困支援政策の対象である宋さん一家に関する電子化された記録をQRコードから確認することができる。また支援対策のため訪問した村の擔當者たちはQRコードから訪問日や支援內(nèi)容を?qū)懻娓钉怯涘hすることができ、支援側(cè)の監(jiān)督管理もできるようになっている。
高齢者向け集合住宅--臨沂市蘭陵県代村
代村では野菜や果物などの栽培のほか、養(yǎng)殖や観光など産業(yè)の多元化が進められてきた。そして60歳以上の村民は、村の敷地內(nèi)に建設(shè)された高齢者向け集合住宅に無料で入居することができる。光熱費と食費は自己負擔となるが、1週間に1回はボランティアなどが清掃サービスを提供しているほか、月々年齢に応じた高齢者手當も支給されるため、基本的にその手當だけでも十分に暮らすことができる?,F(xiàn)在、この団地には合計192世帯が暮らしており、この団地に入居せず、家族と同居する場合は、村からその分の手當てが支給されるという。
高齢者向け集合住宅に夫婦で入居して8年目になるという79歳の李學(xué)全さん(撮影?栗翹楚)。
親の介護に関しては、日本のみならず、中國でも子供の義務(wù)ととらえられているが、こうした高齢者向け集合住宅に両親を入居させることについて、子供たちはどのように感じているのだろうか?この集合住宅に夫婦で入居して8年目になるという李學(xué)全さん(79)は、「子供たちもこうしたスタイルに理解を示している。また住人は高齢者たちばかりなので、どの家の子供たちが両親に會いに來たり、世話しに來ているか一目瞭然。これまであまり親孝行ではなかった子供たちも外聞を気にして、親孝行するようになっている」とユーモアを交えて語ってくれた。
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