長(zhǎng)城の一部には、多くの落書きがある。このような良からぬ行為によって、長(zhǎng)城は観光客による破壊が最も深刻な建造物?遺跡の一つとなってしまった。2014年、関係當(dāng)局が長(zhǎng)城の一部に観光客のための「落書き専用ボード」を設(shè)置した。さらには、「落書き専用電子ボード」の設(shè)置も検討したという。

ちなみに、月からは長(zhǎng)城を眺めることができない。かつて、米國(guó)の宇宙飛行士ウィリアム?ポーグ氏が、「宇宙ステーションから長(zhǎng)城が見えた」と話した時(shí)、多くの人はそれが真実だと信じた。だが、彼が見たのは、実は中國(guó)の大運(yùn)河だった。

スペインにも「長(zhǎng)城」がある。スペインにある「長(zhǎng)城」とは「ルーゴのローマ城壁」のことだ。この城壁はスペインの古都ルーゴにあり、2000年に世界文化遺産に登録された。

長(zhǎng)城には1日延べ800萬(wàn)人の観光客が訪れており、世界で観光客が最も多い名所の一つとなっている。2014年の國(guó)慶節(jié)（建國(guó)記念日、10月1日）連休中、長(zhǎng)城を訪れる観光客の數(shù)は一日當(dāng)たり最高延べ800萬(wàn)人に達(dá)した。

長(zhǎng)城では、マラソン大會(huì)やデジタル音楽祭が開催されている。さまざまなマラソン大會(huì)が行われており、出走者は走るだけではなく、數(shù)千段の階段も登らなくてはならない。毎年、數(shù)十カ國(guó)?地域から數(shù)千人が長(zhǎng)城のマラソン大會(huì)の各種目に參加する。また、數(shù)年前から、長(zhǎng)城ではさまざまな音楽祭も開かれている。音楽祭という形式で、悠久の歴史を誇る古跡と現(xiàn)代文明が融合し、観客は全く新しいタイプの蕓術(shù)パフォーマンスを楽しむことができる。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年9月20日