21日は北半球で一年のうちで最も晝の時(shí)間が長(zhǎng)い夏至で、この日から熱い夏の幕開(kāi)けとなる。厳しい暑さの日は、涼しい格好をするだけでなく、冷たい食べ物で暑さ対策をしなければならない。涼を呼ぶ、中國(guó)、日本、韓國(guó)の食べ物を紹介してみよう。新華網(wǎng)が報(bào)じた。

○中國(guó)北方地域 麺

中國(guó)の北方地域には、「冬至にはワンタンを食べ、夏至には麺を食べる」という言葉があり、夏至になると、冷たい麺を食べる。一つには晝の時(shí)間の長(zhǎng)さを麺の長(zhǎng)さにかけているという説、もう一つは厳しい暑さの時(shí)に冷たい物を食べると、涼を呼び、食欲も出るという説がある。また、體を冷やし過(guò)ぎて體調(diào)を崩すこともない。

○中國(guó)南方地域 ワンタン

中國(guó)の南方地域では逆に夏至にワンタンを食べる。また、子供にワンタンを食べさせて體重を測(cè)り、子供たちの健やかな成長(zhǎng)を祈る地域もある。

○日本?京都 水無(wú)月

京都の人は夏になると「水無(wú)月」を食べる。水無(wú)月は、ういろうの上に小豆の粒餡を散らした和菓子で、三角形に切り分けて売られる。6月30日の夏越祓(なごしのはらえ)には、來(lái)る半年の無(wú)病息災(zāi)を願(yuàn)って食べられる。

○日本?大阪 たこ焼き

大阪では、梅雨の終わりごろの「半夏生」にタコを食べる風(fēng)習(xí)がある。タコにたくさん生えた吸盤(pán)のように、稲がしっかり根をはることを願(yuàn)って食べると言われている。

○日本?福井県 焼サバ

福井では、夏至に焼サバを食べる風(fēng)習(xí)がある。大野藩のお殿様が、田植えを頑張る農(nóng)民たちにサバを食べて栄養(yǎng)補(bǔ)給をするよう進(jìn)めたことがきっかけになったと言われている。

神様に供えるジャガイモで作ったチヂミ

○韓國(guó) ジャガイモ

韓國(guó)で夏至に食べるものと言えばジャガイモ。夏至のころに収穫されるジャガイモはカリウムやビタミンCが豊富で、食べると満腹感も得られる。また、厳しい暑さが原因の疲れなども癒してくれる。韓國(guó)人は、夏至にジャガイモを食べると運(yùn)気が上がり、豊作になると信じている。

夏至前に収穫したニンニクを醤油漬けに

○韓國(guó) ニンニク

韓國(guó)には夏至に二ンニクを食べる風(fēng)習(xí)もある。夏至前に収穫されたニンニクは香りが良く新鮮。そのニンニクを醤油漬けにして食べ、夏の食欲不振を解消する。ニンニクには、消化や血液の循環(huán)を良くする作用があるため、健康にも非常にいい。

○韓國(guó) 參鶏湯（サムゲタン）

韓國(guó)人は夏至になると熱いサムゲタンを食べるのも好きだ。韓國(guó)のあるショッピングサイトが最近公表した調(diào)査結(jié)果によると、回答者1400人のうち、夏の滋養(yǎng)食に、8割以上が「サムゲタン」を選んだ。韓國(guó)人は、「暑い時(shí)こそ熱いものを食べなければならない」と考えており、夏にサムゲタンを食べると、暑さで失った元?dú)荬蛉·陸贰⒔】丹目爝mに夏を過(guò)ごせると考えられている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年6月24日