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「稅金を払いたくない旅客が攜帯品を空港に放置」 上海稅関がデマ否定
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· 2016-04-11 · ソース:人民網 |
タグ: 稅関;ネット通販;社會 | ![]() 印刷 |
8日、海外ネット通販に関する稅金新政策の施行がスタートした。同日夜、「上海浦東空港のあちこちに、稅金を払いたくないが故に持ち主が放置した商品が散亂している」という説明つきの寫真が、一部のSNSサイトに投稿された。上海稅関はこのほど、「問題の寫真は、持込制限量をオーバーした化粧品を攜帯して入國しようとした1人の旅客が、入國審査の際に、稅関に精査を受けている現場を撮影したものだ。この旅客は、攜帯品をその場に放置した訳ではなく、ネット上で広まった情報は真実ではない」と明示した。京華時報が伝えた。
8日夜に微信(Wechat)のソーシャル機能「モーメンツ」に投稿された寫真によると、空港內の床の上に、開いたままのスーツケースが數多く置かれ、その周囲には、これまた大量の、化粧品やスキンケアパックのような物品が散亂している。種類別にまとめられて置かれているものもある。寫真を転載した「モーメンツ」のユーザーは、この寫真に、「今日、稅関が厳格な荷物検査を逐一実施した。浦東空港のあちこちに、稅金を払いたくないが故に持ち主が放置した商品が散亂している」と説明文をつけている。
上海稅関は、このデマをきっぱりと否定した。8日、韓國ソウル発MU5042便の搭乗客が中國に入國した。攜帯していた計4個のスーツケースには、約2萬元(1元=約17円)相當のメイク用品と約1萬元相當のスキンケア用品が入っていた。だが、これらの商品の領収書は提出されなかった。上海浦東國際空港T1ターミナルは現在改裝中であるため、現場には獨立した検査エリアが設けられていなかった。稅関係員はこの旅客が持ち込もうとした制限量をオーバーした攜帯品を細かく調べて判斷を下した。旅客は決して、これらの物品を放置したわけではなかったという。
このような狀況は毎日のように起こっているが、決して「新政策」が原因ではない。また、北京の某旅行會社関係者は、「稅関の検査の厳格度は、空港によってまちまちだ。天津に到著する國際線は、日本線や韓國線が多い。これら2カ國は、中國人観光客にとって『ショッピング大國』であることから、帰國時の稅関審査がかなり厳格に行われている。一方、首都空港の検査はかなり緩い」とコメントした。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年4月11日
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