國家「十三五（第13次五カ年計畫:2016-2020年）」綱要では、川蔵（四川‐チベット）鉄道が重點プロジェクトに組み入れられており、これは同鉄道の建設(shè)の具體的スケジュールが設(shè)定されたことを意味している。四川-チベット鉄道が完成すると、成都?ラサ間の所要時間が大幅に短縮される。

四川-チベット鉄道は、青蔵（青海－チベット）鉄道に続き、西蔵（チベット）自治區(qū)に入る國內(nèi)で2番目の「天路」となる。四川省成都市を起點に、雅安?甘孜?昌都?林芝の各地を経由し、チベット自治區(qū)首府の拉薩（ラサ）に到著する。営業(yè)総距離は約1900キロメートル、建設(shè)総距離は約1800キロメートルに及ぶ。

プレジェクト指揮部によると、2014年12月、四川-チベット鉄道ラサ?林芝區(qū)間の建設(shè)がスタート、成都?雅安區(qū)間も全面的に著工した?，F(xiàn)在、鉄道建設(shè)に攜わる作業(yè)員は、複雑な地形、厳しい寒さ、高所による酸素不足など數(shù)々の困難を克服し、これら2區(qū)間の建設(shè)を全力で進めており、工事は順調(diào)に進んでいるという。

四川?チベット鉄道現(xiàn)地調(diào)査?設(shè)計業(yè)務(wù)の主管を務(wù)める中鉄二院副チーフエンジニアの林世金氏は、「四川-チベット鉄道の沿線は、地質(zhì)環(huán)境が極めて複雑だ。同鉄道は、危険が最も大きく、最も複雑な高山峽谷で建設(shè)される、世界で最も難易度の高いレベルの『超大型ジェットコースター』と言える」とコメントした。

四川-チベット鉄道が完成すると、成都からラサまでの所要時間は、現(xiàn)在の約48時間から13時間前後に短縮される。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月17日