「大気汚染問題の本質(zhì)は発展の問題だと思う」。３月２日、中國(guó)人民政治協(xié)商會(huì)議（全國(guó)政協(xié)）第１２期全國(guó)委員會(huì)第４回會(huì)議の記者會(huì)見で、全國(guó)政協(xié)の王國(guó)慶報(bào)道官はこう述べた。

「公式データでは２０１５年の大気質(zhì)は以前より良くなったとされているが、多くの人が日々の暮らしの中で大気質(zhì)の明らかな改善をはっきり感じていないのではないか」という記者の質(zhì)問に対し、王國(guó)慶報(bào)道官は次のように答えた。「確かに、ここにいる皆さんはスモッグに大変敏感だ。統(tǒng)計(jì)データは狀況が全體的に良い方向に変わっていることを確かに示している。北京を例に取ると、２０１５年の北京の大気質(zhì)基準(zhǔn)達(dá)成日數(shù)は２０１４年より１４日多く、重度汚染日數(shù)は前年より１日少なかった。しかし統(tǒng)計(jì)データと我々の感覚がかけ離れていると皆が感じるのはなぜか？この問題について権威ある専門家に教えを請(qǐng)い、説明を受けてようやく分かったのだが、その専門家によると昨年の最初の１０カ月の狀況はまあまあだった?；鶞?zhǔn)達(dá)成日數(shù)は前年同期比で３１日多かった。しかし最後の２カ月の狀況がひどく、（基準(zhǔn)達(dá)成日數(shù)は）前年同期比で１７日少なかった。プラスマイナスすると通年で１４日しか多くならなかった。北京では年末に２回赤色警報(bào)が出された。人々がどう感じたかは推して知るべしだ。ここで客観的に述べたいのは、中國(guó)はスモッグ対策ですでに多くのことに取り組んできたが、やるべきことはさらに多い、ということだ」。

王報(bào)道官はさらに次のように述べた?！弗攻猊氓皩澆撙摔い皮?、次の３つのレベルで共に全力を盡くす必要があるということを強(qiáng)調(diào)したい。１つは政府レベルから、政策主導(dǎo)で『革新、協(xié)調(diào)、グリーン、開放、共有』の五大発展理念を確実に貫徹し、発展モデルを転換する。企業(yè)レベルでは、生産において文明的で環(huán)境にやさしい生産を堅(jiān)持し、生産モデルを転換する。市民レベルでは、低炭素生活とグリーン外出を提唱し、ライフスタイルを変える」。

「北京週報(bào)日本語版」2016年3月3日