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話題のミュージカルがやって來た! 中國語版「魔女の宅急便」が29日夜に上海で初演
  ·   2020-05-29  ·  ソース:人民網
タグ: ミュージカル;上海;中日交流
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宮崎駿監督がアニメ化した、作家?角野栄子による児童文學「魔女の宅急便」は世界でも広く知られている。同書は1993年に初めて日本でミュージカルにリメイクされ、2016年には英語版が英ロンドン?ウェストエンドで上演された。

今年、ミュージカル「魔女の宅急便」の中國語版がいよいよやって來る。5月29日夜、聚橙網絡技術有限公司(聚橙)が制作したミュージカル「魔女の宅急便」の公演が、上海人民大舞臺で初日を迎え、連続8公演が行われる。

〇會場の観客數を分散させるため6公演から8公演に増加

ミュージカル「魔女の宅急便」は、新型コロナウイルス感染拡大前に完成してチケット販売が始まったが、公演再開許可に関する通知を受けて制作チームが最初に行ったことは、「劇場などイベント會場では、観客數の上限が、座席數の30%を上回らないこと」との規定にもとづいた上演環境をめぐる調整だった。

このため、「魔女の宅急便」上海公演では、最初に計畫されていた6公演からさらに2公演増やして8公演とし、各公演の座席について改めて調整を実施し、すでにチケット購入済の観客については、観覧予定の公演で改めて座席を選んでもらう、あらいはチケットの払い戻しにも対応可能として、観客に選択肢を提供した。

プロデューサーの頼毅氏は、「我々は、チケット購入済のお客様全員に、今回の公演を見て頂きたい。今のところ、払い戻しを希望する人は極めて少なく、皆さんが今の困難な狀況を何とかやりくりして、予定通り會場に足を運んでもらえるようだ」と話した。

〇メイン制作チームは中日両國がしっかりタイアップ

中國のローカライズリメイクにおいて、メイン制作チームは、原作のエッセンスを尊重した上で、原作の腳本に対する微調整を行い、ストーリーや主人公である魔女のキキの成長過程を中國人観客により良く理解してもらえるよう力を盡くした。

舞臺美術からマルチメディア、照明にいたるまで、中國語版ミュージカルでは少なからず変更が行われた。舞臺美術デザインでは、「実景+マルチメディア」方式を採用。マルチメディア畫面では、ベルギーのシュールレアリスム畫家ルネ?マグリット氏による作品のイメージが取り入れられた。また、海辺の街コリコは、実景?マルチメディア畫面ともに、スウェーデンの都市ストックホルムやヴィスビューの建築物のイメージを參考とした。このほか出演キャストは、舞臺で本當に「飛ぶ」パフォーマンスを行う。

メイン制作チームは、中日合同チームとなった。日本からは、腳本も手掛けた岸本功喜監督と作曲家の小島良太氏が參加し、中國側監督の石路氏や李響氏はいずれも、日本の劇団四季に在籍した経歴がある。1年半にわたる全體計畫期間のうち前半は、Webビデオ會議システムによってメイン制作チーム會議が行われた。

メイン制作スタッフだけではなく、出演キャストも世界各地から募集され、米國やフランスのほか、臺灣地區や香港地區などからも集まった。さらには、武漢の都市封鎖が解除された後、武漢から上海に來たキャストもいた。そのため、キャストたちは、上海に到著後、14日間の隔離措置を受けなければならなかった。

プロデューサーの頼毅氏は、「ミュージカルの制作にあたり、私の気持ちは、毎日、ジェットコースターに乗っているみたいだった。劇中で挫折や苦境に見舞われる魔女のキキと同じように、我々も新型コロナウイルス感染拡大の中でさまざまな難問に直面した。だが、數え切れない困難を克服して、ついに舞臺初日を迎えることができた」と感慨深げに話した。(編集KM)

「人民網日本語版」2020年5月29日

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