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中國、5Gが力強く成長し世界最大の市場に
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· 2021-02-24 · ソース:人民網 |
タグ: 5G;通信;経済 | ![]() 印刷 |
モバイルワールドコングレス(MWC)上海2021が23日から25日まで上海市で開催される。主催者である移動通信関連の業界団體GSMアソシエーションは上海で22日、「中國モバイル経済発展報告2021」を発表した。その內容から、5Gの急速な普及に伴い、中國が5G応用の世界的リーダーの一人になったことがわかる。中國新聞網が伝えた。
同報告のデータによると、21年1月末現在、世界57ヶ國にはすでに144の5G商用ネットワークがあり、5Gシステムに接続する端末數は2億3500萬臺に達した。
このうち、20年の中國は5Gが力強く成長し、世界最大の5G市場になったという。20年末現在、中國の5G接続端末數は2億臺を超え、世界全體の87%を占めた。中國の5G成長は、國の政策的支援、通信キャリアのインフラ計畫をめぐる努力、ターミナルデバイスの生態システムの勢いある発展などによるところが大きい。20年には新型コロナウイルス感染癥が発生したが、中國の通信キャリアは計畫を変更することなく5G基地局約60萬ヶ所を新たに建設し、21年もさらに基地局を増やす計畫だ。
同報告は、5Gへの急速な移行は、中國の4G応用がすでにピークに達したことを物語る。20年には4Gの浸透率が初めて低下に転じ、普及を続ける5Gサービスに移行する消費者がますます増えるに従って、今後數年間は4Gの低下傾向が続くとみられる。GSMAインテリジェンスが2020年に行った消費者に焦點を當てた調査報告書によると、中國の消費者は世界の他の市場の消費者よりも5Gへのバージョンアップへの意欲が高いという。これは大陸部で5Gデバイスの売上げが持続的に伸びていることと大きな関係がある。20年の5Gスマートフォンの販売量は1億6300萬臺で、スマホ販売量の約53%を占めた。25年には中國のネットワーク接続デバイス全體に占める4G端末の割合は53%、5G端末は47%になると予想される。予測可能な未來の中で、この2種類の技術が中國のモバイルアクセスネットワークをを共に主導していくとみられる。
また同消費者報告書によると、感染癥が中國のモバイルデータフローに大きな影響を與えた。20年年初の感染狀況が深刻だった時期には、中國人の大半が自宅にこもって防疫措置を取るようになった。これによりモバイルインターネットの利用時間が急増して、1ユーザー1日あたり7.3時間になり、感染癥発生前に比べて1時間以上増えた。これは主に仕事、勉強、買い物など日常の活動がネットワークチャンネルに移行したためだ。感染癥はデジタル金融の利用も加速させた。同消費者報告書のデータでは、中國では現在、スマホユーザーの約46%が非接觸式モバイル決済技術を利用した消費を1週間に少なくとも1回は行うという。一方で、日本ではこの割合が30%、米國では20%だ。
また同消費者報告書は、「中國には華為(ファーウェイ)、OPPO、真我、小米といった世界的に評価の高いスマホメーカーが複數社ある。豊富な製品ラインナップと価格での優位性により、中國のOEM(相手先ブランド名製造)メーカーは過去5年間、一歩一歩著実に前進し、市場シェアを拡大し、世界各地に向かって発展してきた。中國のスマホ製造はこれから、中國國內はもとより世界の5Gの応用に影響を與えることになるだろう」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年2月23日
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