小澤秀樹(shù)キヤノン副社長(zhǎng)執(zhí)行役員?キヤノン中國(guó)社長(zhǎng)

政策によって生まれる巨大市場(chǎng)の潛在力

キヤノンは業(yè)界のリーディングカンパニーであると同時(shí)に、１９４９年の創(chuàng)業(yè)以來(lái)一度も赤字を出したことのない、日本を代表する優(yōu)良企業(yè)だ。いわば同社は日本でも指折りの先を見(jiàn)通す力を持つ企業(yè)といえる。そのようなキヤノンにとって、中國(guó)市場(chǎng)はどのように見(jiàn)えるのだろうか？ 

「そもそも中國(guó)経済は良好な成長(zhǎng)を保っています。中國(guó)経済の成長(zhǎng)スピードが減速したといっても、２０１９年の國(guó)內(nèi)総生産（ＧＤＰ）の成長(zhǎng)率予測(cè)が６％から６.５％というのは、世界レベルでみれば依然として成長(zhǎng)の著しい市場(chǎng)です。また中國(guó)市場(chǎng)は巨大で、需要の伸びもあります。それゆえに、中國(guó)は弊社にとって、世界で最も重要な市場(chǎng)の一つなのです。実際に、キヤノン中國(guó)はアジア地域において最大の販売數(shù)を誇ります。アジア全體でも特に中國(guó)市場(chǎng)は、今や弊社が世界でカメラ事業(yè)を成長(zhǎng)させる上で重要なエンジンとなっているのです。また、中國(guó)の國(guó)內(nèi)政策によるプラスの効果が、巨大市場(chǎng)の潛在力をもたらしています。そして近年、中國(guó)でさまざまな內(nèi)需刺激策やモデルチェンジ?アップグレードを進(jìn)める政策が打ち出されていることも、われわれにとって長(zhǎng)期的に中國(guó)で発展を持続できる確信となっています」 

このように中國(guó)が市場(chǎng)開(kāi)放を進(jìn)める一方、國(guó)際社會(huì)の一部では保護(hù)貿(mào)易主義の風(fēng)潮が強(qiáng)まっている。そのような狀況を、小澤氏は次のようにみている。 

「中國(guó)ではさらに改革?開(kāi)放を推し進(jìn)める強(qiáng)力な施策が進(jìn)められていることから、現(xiàn)在の中國(guó)における全體的な國(guó)際貿(mào)易狀況については、依然として非常に楽観視しています。われわれは中國(guó)の改革?開(kāi)放の歩みが止まることはなく、外資系企業(yè)に対して今後さらに大きな発展の余地が開(kāi)かれていくと固く信じています。中國(guó)はキヤノングループにとって最も重要な海外市場(chǎng)の一つです。また、キヤノングループには『共生』という企業(yè)理念があります。そのため、今後も引き続き中國(guó)事業(yè)により力を入れていき、中國(guó)社會(huì)や中國(guó)市場(chǎng)、中國(guó)の顧客と共に成長(zhǎng)するとともに、ウィンウィンの発展を?qū)g現(xiàn)していきたいと願(yuàn)っています」 

第２回中國(guó)國(guó)際輸入博覧會(huì)は市場(chǎng)開(kāi)放を自ら推し進(jìn)め、世界と共に発展の成果を分かち合っていくという中國(guó)の「有言実行」を再び世界に知らしめた。グローバルに事業(yè)展開(kāi)するキヤノンのような企業(yè)にとって、中國(guó)はこれからも魅力的な市場(chǎng)であり続けることだろう。 

「北京週報(bào)日本語(yǔ)版」2019年11月6日