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中國初の溫室効果ガス観測ネットワークがほぼ完成
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· 2021-12-20 · ソース:人民網 |
タグ: 環境;溫室効果;文化 | ![]() 印刷 |
中國気象局はこのほど、中國初の國家溫室効果ガス観測ネットワークリストを発表した。これは40年近くの建設を経て、中國初の溫室効果ガス観測ネットワークがほぼ完成したことを示している。溫室効果ガス観測ネットワークの完成は中國の気候変動モニタリング?評価能力を高め、二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウトとカーボンニュートラルに持続的にデータサポートを提供するものとなる。人民日報海外版が伝えた。
今回発表された溫室効果ガス観測ネットワークリストには、60ヶ所の全國主要気候の鍵となるエリアと、高精度観測を中心とする観測局が含まれ、國家大気バックグラウンドステーション、國家気候観象臺、國家?省級応用気象観測ステーション(溫室効果ガス)などからなっている。うち観測要素は、京都議定書が定めるCO2、メタン、亜酸化窒素、フッ素化炭化水素、ペルフルオロカーボン、六フッ化硫黃、三フッ化窒素の7種の溫室効果ガスをカバーしている。
中國は世界で比較的早く溫室効果ガスバックグラウンド観測を展開した國の一つだ。中國初の地域大気バックグラウンドモニタリングステーションが1982年、北京市の上甸子で使用開始された。青海瓦里関國家大気バックグラウンドステーションが1994年、ユーラシア大陸奧地で唯一の世界大気バックグラウンドステーションとして、標高3816メートルの青蔵高原(チベット高原)に設立された。その観測データは世界的にも評価が高く、中國は溫室効果ガス観測で世界の先頭集団に入った。中國気象局は今年に入り、國家級溫室効果ガス及びカーボンニュートラルモニタリング評価センターを設立し、複數の省(自治區?直轄市)でサブセンターを設立し、中國カーボンニュートラル行動有効性評価システムを完成させている。グローバル、エリア別、都市別などの異なるスケールの自然の炭素フラックスと人為的な炭素フラックスを正確に區別できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年12月20日
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