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新疆ウイグル自治區(qū) 民族の伝統(tǒng)舞踴に魅せられたシルクロードの旅
本誌記者?植野友和  ·   2020-12-15  ·  ソース:北京週報(bào)
タグ: 新疆;舞踴;文化
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中國(guó)に暮らす56の民族はそれぞれ獨(dú)自の伝統(tǒng)文化を持っている。それらが失われることがないように、中國(guó)では文化保護(hù)の取り組みが積極的に成されているが、民族の伝統(tǒng)をしっかりと次の世代に伝えていくためには、政府の支援に加えて各民族の人々のたゆまぬ努力も欠かせない。

きらびやかな衣裝を身にまとって伝統(tǒng)舞踴を披露するウイグル族の女性

もっとも、努力という言葉を使ったが、それは必ずしも辛さをともなうとは限らない。新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)では、人々が暮らしの中で伝統(tǒng)を守り、むしろ日々の生活に楽しみと潤(rùn)いをもたらすものとしている。その好例と言えるのが民族獨(dú)自の音楽であり、舞踴だ。とりわけ今回の取材で最後の訪問地となった巴音郭楞(バインゴリン)蒙古自治州庫(kù)爾勒(コルラ)市では、そのことを強(qiáng)く感じさせられた。

天然ガスや石油などの豊富な地下資源、さらには梨やワインといった特産品を有するこの地は、新疆ウイグル自治區(qū)でも特に発展が目覚ましいエリアだ。しかし、開発とともに民族の文化が失われることはなく、行く先々で伝統(tǒng)音楽や伝統(tǒng)舞踴に觸れることができた。

ウイグル族の伝統(tǒng)楽器である都塔爾(ドタール)を弾く男性

ウイグル族の家庭を訪れると、誰(shuí)かが楽器を手にして弾き語(yǔ)りを聞かせてくれる。そうしてダンスが始まれば、一緒に踴りましょうと笑顔で誘われる。ウイグル族はしばしば「歌と踴りの民族」と稱されるが、その言葉通り誰(shuí)もがダンサーであり、アーティストであるかのようだ。

また、同地には多くの蒙古族が暮らしており、その歌舞を目にする機(jī)會(huì)もあった。草原を故郷とする彼らの音楽と舞踴は、素樸で溫かみがある。パフォーマンスを披露してくれた蒙古族の親子に話を聞くと、民族伝統(tǒng)の歌と踴りは、暮らしと切り離せないものであるという。お父さんによれば、ステージ以外でも自宅でダンスをすることは珍しくないそうで、「可愛いこの子と一緒に踴っている時(shí)が、私にとって一番幸せな時(shí)間です」と語(yǔ)りながら、娘を見て目を細(xì)めていたのが印象的だった。

伝統(tǒng)舞踴を披露する蒙古族の女の子

見事なダンスを見せてくれた女の子は、幼い頃から両親に踴りを教わり、舞臺(tái)に上がれるまでになった。若干6歳にして、すでに立派な伝統(tǒng)文化の継承者だ。彼女が大人になって自分の家庭を持った時(shí)、きっと我が子にも伝統(tǒng)舞踴を教えるだろう。このようにして古代シルクロードの時(shí)代から今日に至るまで、民族の文化は伝えられてきたのだ。

世界でも他に例を見ない急速な経済発展を遂げた中國(guó)は、社會(huì)の変化もまた早い。しかし同時(shí)に、後世に殘すべきものは、政府と人々が一體となって守り抜く。新疆ウイグル自治區(qū)、そして中國(guó)とは、まさしく民族文化のゆりかごである。これからも各民族が一致団結(jié)し、豊かな多文化社會(huì)を育んでいくに違いない。

「北京週報(bào)日本語(yǔ)版」2020年12月15日

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