開幕式の様子（撮影?本誌記者成瀬明絵）

７月２０日、北京市旅遊発展委員會(huì)が主催する「２０１７北京國(guó)際青年旅行フェスティバル」の開幕式が北京市內(nèi)で行われた。開幕式には同委員會(huì)の于干千副主任や首都経済貿(mào)易大學(xué)黨委員會(huì)の徐芳副書記らが出席し、ゲストとして外國(guó)人留學(xué)生や中國(guó)國(guó)際出版集団の外國(guó)人記者ら合計(jì)約１００人が參加した。本フェスティバルは旅行を通して外國(guó)人に北京の歴史的文化や現(xiàn)代的新技術(shù)を體験させ、中國(guó)人と外國(guó)人の文化交流を促進(jìn)するのが目的だ。

于干千副主任は開幕演説で「外國(guó)人諸君の積極的な參加を期待している。このイベントから、北京という魅力的な都市を肌で感じて欲しい」と述べた。 

２０１６年、北京の観光者數(shù)は約２億８５００萬(wàn)人に、観光総収入は約５０２０億元にそれぞれ達(dá)し、魅力的な観光地としてますます人気を博している。５月に北京で大成功を収めた「一帯一路」國(guó)際協(xié)力サミットフォーラムで発表された発展計(jì)畫を基に、「２０１７北京國(guó)際青年旅行フェスティバル」ではメインテーマを「シルクロードを共に建設(shè)し、中國(guó)の夢(mèng)を共に享受する」に設(shè)定。「文明の橋」、「創(chuàng)造の橋」、「繁栄の橋」、「開放の橋」、「平和の橋」をサブテーマにし、各サブテーマに沿ったイベントが７月～１０月の約３カ月にわたって開催される。 

「文明の橋」は開幕式のこと。今後行われる、中華文明のエッセンスを詰め込んだ各種イベントを華々しく紹介した。「創(chuàng)造の橋」では最新技術(shù)を利用した新スタイルの旅行を體験でき、シェア自転車やインターネットによる決済?予約を活用した旅などを予定している。「繁栄の橋」では京津冀（北京市?天津市?河北省）それぞれの地區(qū)の運(yùn)河や長(zhǎng)城を見學(xué)し、古代から遺されてきた繁栄の道筋を?qū)Wぶ。「開放の橋」では中國(guó)武術(shù)や中華料理作りなどを通し、現(xiàn)代に続く中國(guó)の文化を體験する。「平和の橋」は「２０１７北京國(guó)際青年旅行フェスティバル」の成果発表と第２回首都経済貿(mào)易大學(xué)國(guó)際文化の日の開幕式だ。本フェスティバルを総括し、これからの平和について考える。「創(chuàng)造の橋」、「繁栄の橋」、「開放の橋」のイベントはそれぞれ數(shù)回に分けて行われ、多くの外國(guó)人留學(xué)生などが參加するという。 

徐芳副書記は「このイベントは北京のすばらしさを世界に発信し、また次世代にも続くようなものになると信じています。ぜひともたくさんの外國(guó)人生徒たちに參加して欲しいです」と、本フェスティバルに対する期待を覗かせた。